武蔵境駅北口徒歩1分 スイング・ビル野崎クリニック

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特別な診療|武蔵境 北口 内科 スイング・ビル野崎クリニック

禁煙外来

禁煙を決意されたあなたに

煙草を捨て、灰皿を捨て、ライターも捨てて、頑張ろうと思っておられるご決意を応援いたします。しかし、決意を鈍らせるのは、身体が要求するニコチン。
禁煙外来では、煙草を吸わないかわりに、身体がニコチンと間違う物質(α4β2ニコチン受容体作動薬)を服用して、身体のニコチンに対する要求を軽くして、楽に禁煙に進まれるようにご指導します。なお、禁煙補助療法は2006年6月から健康保険が適用されました。
禁煙指導・呼気中一酸化炭素測定などを行いつつ、α4β2ニコチン受容体作動薬(チャンピックス)を処方いたします。すぐ禁煙
なお、従来のニコチン・パッチ(ニコチネル)もご希望の方には処方いたします。
また、三鷹駅が最寄りの方は、関連医療機関のタワーズ内科クリニックでも禁煙治療を行っています。

片頭痛外来

頭痛を訴える患者さんは多く、頭痛にはいくつかの種類がありますが、中でも片頭痛は、きちんと診断することが大切な頭痛です。

片頭痛は、前頭部から頭頂部の片方におこるズキンズキンと拍動するような頭痛であることが一般的です。

これは前兆を伴わない片頭痛(migraine without aura)と前兆を伴う片頭痛(migraine with aura)に大きく分類されています。
A.前兆を伴わない片頭痛
一側性の拍動性頭痛が4~72時間持続し、日常の動作で増悪することがあり、随伴症状として悪心・嘔吐、光過敏・音過敏を認めます。
B.前兆を伴う片頭痛
前兆は大脳皮質や脳幹部の一過性の血流障害によると考えられています。前兆は局所神経症状であり、持続は60分以内で終息します。閃輝暗点(せんきあんてん)が代表的で、これは視野の中心付近から始まり次第に広がる歯車状に輝く異常な光が見えます。

トリプタン系薬剤(5-HT1B/1Dレセプター作動薬)と呼ばれる片頭痛薬が開発されました。
現在、イミグラン(グラクソ・スミスクライン株式会社)、レルパックス(ファイザー株式会社)やゾーミッグ(アストラゼネカ株式会社)などの薬を使うことができ、「痛みの伝達物質」の放出を抑え、痛みを鎮める働きを備えています。
頭痛に悩んでおられる方、今までの薬であまり効果のなかった方は、ぜひご相談ください。
頭痛Online

更年期外来

更年期女性のための外来です

更年期障害(Climacteric Disorder)とは、閉経前後の数年間(年齢では45~55歳くらい)の女性(この間が更年期です)におこる、検査をしてもよくわからない、なんでもないといわれることの多い、いろいろな症状のことです。

更年期障害になる理由には、卵巣での女性ホルモン(エストロゲン)の産生が低下していることがまず考えられますが、この年齢の女性がかかえる、家庭環境(親子関係、夫婦関係の変化、両親の介護など)、職場環境(職種や地位の変化、定年問題など)、社会環境(地域社会との関係、老後の不安など)による精神的なストレスも大きく関与しています。

更年期障害の症状は、
血管運動神経症状(顔がいきなりかーと熱くなる=hot flash、顔が熱いのに手足が冷えていて、汗がひどい など)
精神神経症状(頭痛、耳鳴り、目まい、いらいら、不眠、不安、うつ状態 など)
知覚神経症状(蟻がはうような感じ、しびれ など)
運動器系症状(肩こり、関節痛、腰痛 など)
泌尿生殖器症状(頻尿、尿失禁、性交痛、膣の乾燥感など)
ですが、多くの症状は一般的な検査をしても「壊れている」証拠が見つからないため、「何でもない」「気のせい」「自律神経」などと言われて、症状があるのに放置されていることもあります。

治療は、更年期女性の抱えるいろいろな問題に耳を傾けながら、漢方・ビタミン、そしてホットフラッシュなどの強い方には、女性ホルモン補充療法(HRT)を行います。

パーキンソン病外来

パーキンソン病は、
手がリズミカルに震える・身体が硬く、腕を曲げると筋肉が不自然に緊張している・小刻みに歩いたり、歩き始めの一歩がなかなか出ない、反対にきちんと止まれなくて突進してしまう・表情に乏しい・・・などの症状が目立つ病気です。

パーキンソン病は脳の黒質-線条体という部位でのドーパミンという物質の不足によっておこります。

最近ではパーキンソン病の薬が大変進歩しました。
院長は、ヨーロッパでパーキンソン病を治す薬の研究をしていました。
ぜひ、ご相談ください。

骨粗鬆症外来

骨粗鬆症(Osteoporosis)は、骨が全体に薄くもろくなり、骨折しやすくなる病気です。

特に女性は、女性ホルモンに骨を作る作用が強いので、女性ホルモンが欠乏する閉経以後に骨粗鬆症になりやすいのです。

骨粗鬆症によって骨折すると、治療するためにベッドに寝ている時間が多くなり、筋力が弱って、結局寝たきりになることも少なくありません。

当院では、以下の検査を行って骨粗鬆症を診断し、治療と生活指導を行っています。

まず 現在の骨の強さ(骨密度)を測定します。これは、当院の入っている「スイング」ビルの1階にある薬局 トモズ武蔵境店
に簡単に測定できる器械があり、無料で調べてもらえます。

血液検査(骨型アルカリフォスファターゼなど):
 骨を作る力の確認
尿検査(尿中デオキシピリジノリンなど):
 骨を壊す力の確認

これらの検査と治療はすべて保険が適用されています。

肥満外来

BMI 25*以上の方のためのウエイト・コントロール・クリニック。
肥満に高血圧・糖尿病・高脂血症などが重なるとメタボリック・シンドロームとなって、動脈硬化を引き起こすもととなります。

野崎クリニックでは運動指導・食事指導に加えて話題の漢方薬などを用いて無理なく痩せるプログラムを提供します。
2011年5月時点、250人以上の方が肥満治療を行っており、30kg超えの体重減少に成功した方が5名、20kg超えの方が14名おられました。すべて保険適用です。
自己負担は診察代+薬代で毎月4,000~5,000円程度。
毎月のBMI・体脂肪測定 3カ月に一度の血糖・コレステロール測定を実施します。予約は必要ありません。

* BMI (body mass index)体重(kg)÷(身長 (m))の2乗例えば、体重65kg、身長160センチの方は65割る1.6割る1.6イコール25.4となり、肥満と言えます。

合理的なダイエットのために

肥満の定義は、BMI 25以上となっています。

しかし、肥満=病気ではありません。高血圧や高脂血症、
糖尿病、関節症などの疾患があり、それが肥満と関係している、または体重や脂肪を落とすことで改善するだろうと思われる場合を病気として「肥満症」と定義します。
それで、当院ではとりあえずBMI 25以上の方を治療の対象とし、BMI 25まで落とすことを目標とします。
体重減少の目安は1週間に0.5kgくらいで、1kgを上限とします。1カ月で1.5-2kg、3カ月で5-6kgやせることが目標です。

肥満解消の方法の基本はダイエット、つまり食事療法です。そうしてカロリーが入るのを抑えます。
次にカロリーの消費を増します。これは運動です。カロリーの摂取-カロリーの消費がマイナスになったとき、身体に蓄積した脂肪が使われます。

ダイエット方法はいろいろありますが、急激なものは厳禁です。栄養のバランスが崩れると、やがてそれを取り戻そうという強い衝動(リバウンド)が訪れるので、苦労したわりには結局報われません。また、そうした方法は習慣とすることができませんので、長続きしません。
そこで、当院では、ダイエット方法である「糖尿病の食事療法」を肥満症にも取り入れました。

糖尿病の食事療法は、食事のしかたそのものと、薬物療法の併用で行います。

食事のしかたの原則は簡単です。
1 満腹という感覚は、もう決して味わえないものと思ってください。それではさみしいので、盆と正月、誕生日くらいは許されます。
2 食事は、空腹感がとりあえずなくなれば、それで終わりです。だいたいいつも食べてきた量の70%と考えてください。現在食べている食事、ここ3日間くらいを思い出してカロリー換算表で計算してみましょう。(下の本-#2-が大変参考になります)そうして得られたカロリーの70%くらいがふさわしいカロリーです。
3 何を食べても結構です。2でだいたい決めたカロリーの範囲で。お昼に友人とスパゲティとケーキを食べたとすれば(でもお腹一杯ではないですね)、晩ご飯はおそばですませるとかの工夫をすればいいのです。
4 食事量の調節はできるだけ炭水化物で。例えば、お刺し身とみそ汁、煮物で空腹が満たされれば、ご飯は一口いただいてごちそうさまとしてください。

1-4を実行するとお腹が空いて大変だと思います。けれど2週間続けていただければ慣れてきます。延髄の摂食中枢が「そのくらいで満たされる」ように変わってくるのです。

薬物治療は3種類のお薬が原則です。
まず、食事の直前に漢方薬の防風通聖散を服用します。これは脂肪を燃焼させる作用があるので、服用後に少しポカポカすることがあります。副作用はほとんどありませんが、元々中国では下剤をして使われていた成分があり、軽い下痢傾向を示す方がいます。さらにBMIが35を超える肥満で、血糖値や血圧が治療が必要なほどに異常値で、かつ3カ月の通常治療でも反応しない方には「食欲低下剤」を用いることもあります。

運動も食事療法とならんで大切です。
できればスポーツジムに登録して、インストラクターの指示でファットバーンのプログラムをこなしていただければよいのですが、ひたすら歩くだけでも相当な運動となります。運動のコツは、大腿部・臀部の筋肉を使うこと。脚と腰の筋肉で80%くらいのカロリー消費をおこなっています。腕をいくら鍛えてもあまり体重には関係ありません。
運動とともに下記(#1)の補助栄養食品の服用をおすすめします。

当院では、だいたい1カ月ごとにお薬を処方するとともに、BMIを測定、記録し、また血圧・血糖値・コレステロール値・中性脂肪値などを測定してダイエット効果を確認します。

数カ月の頑張りで納得できるほどにダイエットできたならば、それは人生の大きな成功体験となり、あなたの自信につながります。

注意!

多くの方が正しい食生活と運動の習慣づけに成功しています。なかには、途中で脱落される方々もいます。この方々に共通しているのは、「食べてしまうんです」「食べるのが止まりません」「ストレスがあると食べることで発散してしまいます」といった、ダイエットの意志と行動が一致していない方々です。このような方々は「摂食障害(過食症)」であり、肥満症外来にはなじみません。まずその摂食障害を治療することが先決となります。当院でもその治療は一部行いますが、基本的には精神科を受診していただくことになります。よろしくご了解ください。

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